洋菓子のSNS映えとは違う、涼やかな見栄えが夏にぴったりの和菓子、
今日はそんな「水まんじゅう」 の雑学を紹介します。
透明でぷるんとした見た目はまるで美しい水滴のようで長く親しまれており、
近年では和と洋を合わせた伝統的かつ真新しいスイーツでもあります。
1. 水まんじゅうの歴史
水まんじゅうの発祥は、岐阜県大垣市・明治30年頃。 和菓子職人・上田文七が、名水を生かした夏の涼菓として考案したのが始まりです 。
大垣は古くから“水の都”と呼ばれ、 豊富な地下水を利用して野菜や果物を冷やす「井戸舟」の文化がありました。 その冷たい水で水まんじゅうを冷やす風景は、今も夏の風物詩です 。
2.水まんじゅうの特徴
水まんじゅうは、
葛粉
わらび粉
を合わせた生地でこし餡を包み、蒸して作られます 。
葛粉だけだと水で固くなりやすいため、 水に強いわらび粉を混ぜることで、ぷるんとした食感が生まれます 。
また、店ごとに粉の配合が異なるため、 透明感・弾力・口どけが微妙に違うのも魅力です 。
3.老舗店のこだわり
大垣には水まんじゅうの名店が多く、歴史も深いです。
つちや(1755年創業)
金蝶園総本家(1798年創業)
餅惣(1862年創業)
いずれも長い歴史を持ち、水まんじゅう文化を支えてきた老舗です 。
特に餅惣では、氷水を張った枡に浮かべて提供するなど、 涼やかな演出も人気を集めています 。
4.現代のアレンジ
最近では、
抹茶あん
フルーツ入り
コーヒー味
透明ゼリー風の“映え系”
など、SNSで人気のアレンジも増えています 。
透明感のある見た目は写真映えし、 若い世代にも人気が広がっています。
5.まとめ
水まんじゅうは、 清らかな水 × 和菓子文化 × 職人技 が重なって生まれた、日本ならではの涼菓です。
今年の帰省は、風流な水まんじゅうを手土産にいかがでしょうか。
📌和洋折衷のスイーツは他にもあります
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